池袋から西武秩父駅まで、特急ラビューに乗ればだいたい1時間半くらい。銀色で丸みを帯びたフォルムに、黄色い座席。普段あまり乗らない特急電車だと、移動時間もなんだか気分が良い。
秩父の自然を感じて、クラフトビールもたっぷり堪能する旅へ出発!

ダイナミックな自然に囲まれる秩父
1,000から2,000メートル級の山々に囲まれている秩父。今の風景からはまったく想像できないが、1,500万年ほど前の時代には、この辺りは古秩父湾という海だったというから驚き。
埼玉県立自然の博物館には、日本列島ができるまでの歴史や秩父の成り立ちがわかるような岩石標本だったり、秩父で見つかった海の生き物の骨格標本だったりが展示されているので、時間があったら覗いてみるのもおすすめ。

埼玉県立自然の博物館
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1
開館時間:9:00 – 16:30 (入館は16:00まで)
休館日:毎週月曜日
Web:https://shizen.spec.ed.jp/

博物館の近くには、木々の奥へとつづく「哲学の道」の入り口がある。荒川沿いを歩けたり、秩父が海だった時代の片鱗を感じる岩石スポットもあったりでワクワクするのだが、道が険しいところもあるので、ちゃんとした靴を履いてきた方がいいかも。


木やら草やらの間を30分くらい進むと、やっと大勢の人の気配。長瀞の名所「岩畳」は、地殻変動で隆起した巨大な岩盤が、まるで畳を敷き詰めたように見えることが名前の由来。

岩畳から長瀞駅へとつづく、岩畳通り商店街。お土産やさんや小腹を満たせるお店が並んでいる。

秩父名物の山くるみ蕎麦
険しい山々に囲まれた秩父では稲作が難しく、その代わりにソバの栽培が盛んだった。
長瀞駅から秩父駅の方に戻り、「そば処入船」へ。名物の山くるみ蕎麦が人気。くるみをすりつぶして、そばつゆと合わせたものに蕎麦をつけていただく。

そば処入船
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1
営業時間:11:30 – 14:30
定休日:毎週水曜日
秩父に来たらなら、秩父麦酒

西武秩父駅のお土産屋さんなど、いろんなところで見かけるシロクマのイラストがキャッチーな瓶ビール。秩父に来たなら、秩父麦酒は必ず飲んでおきたい。
秩父麦酒のオフィシャルタップルームである「MAHOLLO BAR」には常時10種の秩父麦酒のクラフトビールがつながっている。ビアフライトで色々と飲み比べてみるのがおすすめ。


駅チカの温泉でさっぱり

西武秩父駅から歩いてすぐの「祭の湯」は、温泉のほかにフードコートも充実。「Chichibu The Craft」でも秩父麦酒を楽しむことができる。

あとがき
長瀞ラインくだりや岩畳は有名だが、大昔は海だったと知って驚きだったし、地球の凄まじいエネルギーを感じた秩父の旅だった。
有名どころを観光しても、もちろん楽しいけれど、土地の成り立ちや自然環境に一歩踏み込んで秩父を歩いてみると、また違った視点で楽しめておもしろいかも。

