わざわざ行きたいブルワリー、埼玉ときがわ町の Teenage Brewing / Taproom “bekkan” に行ってきた!

ビールイベントでも目にする機会が多い「Teenage Brewing(ティーンエイジブルーイング)」。鮮やかで目を惹くラベルの缶ビールにも見覚えがある方も多いのではないでしょうか。

Teenage Brewing の缶ビール

そんな Teenage Brewing の醸造所兼タップルームがあるのが、埼玉県のときがわ町。東京の池袋からだと電車で1時間半ほど。

ときがわ町の自然と、その中にある Teenage Brewing 。ゆったり余裕をもって、出来たら半日から1日時間をとって訪れていただきたい場所でした。

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埼玉県ときがわ町と、最寄りの明覚駅

Teenage Brewing「Taproom “bekkan”」の最寄りは、JR八高線・明覚駅。八高線は、東京の八王子駅から群馬の高崎市・倉賀野駅までを結ぶ電車です。

明覚駅を降りて少し歩くと広がっているのは、青空と緑が綺麗な景色。台風一過の日に訪れたこともあり、気持ちよく晴れています。私の地元の風景とも重なり、夏休みに実家に帰省しているような気分にもなりました。

ときがわ町(まち)を流れる「都幾川(ときがわ)」。

「都幾」という名前の語源は諸説あるものの、「身を清める」「穢れを避ける」ことを意味する「斎(とき)」からきていると考えられているそうです。

都幾川の水は透明度が高く、流れも穏やか。ヤマメやイワナが棲んでいて、その気になればホタルやカワセミの姿も見つけられるのだとか。

都幾川
引用:ときがわ町ホームページ

ときがわ町のホームページには、こんな一文も。

「都心に近い本格的な田舎」、ときがわ町を一言で表現すると、このような感じ
引用:埼玉県ときがわ町ホームページ

本格的な田舎だけれども、生活必需品は町内で全て揃う。大型スーパーなども車で30分圏内に全てあって、「環境の良い場所で子育てがしたい。でも東京からあまり離れたくはない」という人に人気の街のようです。

アウトドアやサイクリングで訪れるのも良さそう。

Teenage Brewing / Taproom “bekkan”

明覚駅から10分ほど歩くと、「bekkan」の大きな文字が。夏空の熱いなかを歩いてきたからこそ、これから飲むビールに心が躍ります。

倉庫を改装して作ったという、広々としたタップルーム。木製のテーブルや椅子が揃っていて、なんだか落ち着く空間です。

Teenage Brewing が今まで醸造してきた、歴代ビールのカードが並んでいました。これを眺めているだけでも楽しいです。

はるばるやってきて、暑い中歩いてからの1杯目なので、どれからの飲むかとても悩みました。熟考のすえ、「Sketch for Summer / DDH DIPA」からいただくことに。

トロピカルかつシトラシーな濃厚DDH DIPA 。ジューシーさと程よい苦味で、乾いた喉を潤すにはピッタリ。グビグビといってしまいました。

Teenage Brewing はどんなブルワリー?

Teenage Brewing は、音楽家であり、ライブハウスや音楽レーベルを運営している森大地さんが立ち上げたブルワリー。

森さんが音楽に出会って価値観、世界観、人生の楽しみ方が変わったように、大袈裟にいうと人生を変えてしまうくらい力のあるような、「こんなビールがあったなんて」と衝撃をあたえるようなビールをつくりたいという想いから、ブルワリーをスタート。

Teenage Brewing のそれぞれのビールには、音楽家がつくっているビールだからこそ、それぞれ楽曲がペアリングされています。各ビールのペアリングミュージックはホームページのビール紹介から見られるので、ぜひチェックしてみてください。

先ほどの「Sketch for Summer」のペアリングミュージックはこちら。

Teenage Brewingのロゴは頭文字の「T」を表しているのと、缶からビールを注いだ状態を真横から見た状態を表現しているそうです。

そして「Teenage」という名前には、初めて音楽に夢中になった頃に、素晴らしい音楽に出会った感動を忘れないように、という意味が込められています。

フードメニューも、どれも絶品でした!

ときがわ町と Teenage Brewing に行ってみて感じたこと

豊かな自然と綺麗な水がある街、ときがわ町。友人や家族で訪れるのももちろん楽しいし、一人でゆったりふらっと訪れるのもおすすめです。

東京都内から1時間半〜2時間程度という距離感がちょうど良い。忙しくて、買ったはいいけど読めていなかった本などを携えて、電車の中で読む。そして Teenage Brewing のタップルームでビールを飲みながらゆったり過ごし、また読書をする。

そんな過ごし方もいいなと感じるロケーションでした。

Teenage Brewing / Taproom “bekkan”
住所:埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1
営業時間:火〜金 11:00 – 16:00(LO 16:00)、土/日/祝 11:00 – 20:00(LO 19:30)
定休日:月曜日
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※最新の営業時間等はホームページ、SNS等をご確認ください

番外編:ついでに小川町にも

八高線で明覚駅の一駅となり、東武東上線も乗り入れる「小川町」。Teenage Brewing まで来たら、せっかくなので立ち寄っていただきたい場所をいくつかご紹介します。

麦雑穀工房マイクロブルワリー

有機の里として知られる小川町。「麦雑穀工房マイクロブルワリー」では、自家栽培や地元有機農家の原料を使ったビールをつくっています。穀物・果実・スパイス・ハーブなどを組み合わせる面白さを追求していて、定番ビールだけでなく挑戦的な新しいビールも楽しめます。

麦雑穀工房マイクロブルワリー
住所:埼玉県小川町大塚88-6
営業時間:インスタグラムをご確認ください
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mart.ogawa

セレクトショップ「ハルタウ」と、ワインショップの「KIKI WINE CLUB」が営む生活商店。

ワインでほろ酔いになったり、パンを買ったり、コーヒーを飲んだり、お気に入りの日用品が見つかったり、アイスが食べれたり。十人十色な過ごし方ができる、街のお店です。

mart.ogawa
住所:埼玉県小川町大塚74-1
営業時間:インスタグラムをご確認ください
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おがわ温泉 花和楽の湯

1日の締めくくりにお風呂はいかがでしょう。ph10.0の強アルカリ性単純泉に、湯治に適した天然温泉・炭酸泉・サウナも。小川町駅からは徒歩10分ほどで少し距離はあるものの、電車で帰る前、身体を癒すのにピッタリです。

おがわ温泉花和楽の湯
住所:埼玉県比企郡小川町角山26-2
営業時間:10:00 – 22:00(宿泊も可能)
ホームページ

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