八ヶ岳ブルワリーがあるのは山梨県北杜市の八ヶ岳南麓、標高1230mの清里高原。八ヶ岳の清く澄んだ天然水を使い、モルトのコクとうまみをとことん引き出した、雑味のないクリアでモルティなビールをつくっている。

八ヶ岳ブルワリーの醸造所は、レストランやカフェ、工房、ホテルなどが集まった複合施設「萌木の村」のなかにある。
入り口すぐのところにある萌木の村のアイコン的存在の「萌木の村ROCK」は、1971年に清里高原初の喫茶店としてオープン。長く愛されてきた喫茶店で、休日のお昼頃に訪れたところ、ずらりと行列ができていた。


萌木の村ROCKの人気メニューはビーフカレー。同じ建物内にある醸造施設でつくった八ヶ岳ブルワリーのビール「八ヶ岳ビール タッチダウン」も、一緒にもちろん飲むことができる。

八ヶ岳ブルワリーが生まれたのは1997年。キリンビールで「一番搾り」や「ハートランド」などの開発責任者を歴任したビール職人 山田一巳(やまだ・かずみ)さんが清里へやって来てブルワリーを立ち上げた。
定年退職した山田さんに、「清里で山田さんのビールをつくって欲しい」というラブコールを萌木の村創業者である舩木上次(ふなき・じょうじ)さんが送り、その呼びかけに応じたのがきっかけだという。

タッチダウンという名前は、清里開拓の父であるポール・ラッシュ博士が、アメリカンフットボールを日本に広めたことから名付けられた。
萌木の村の各売店では、定番の「FIRST DOWN(ファーストダウン)」や「PILSNER(ピルスナー)」などを含めて、豊富な種類のビールが販売されている。

萌木の村にはカフェやレストランが点在しているので、萌木の村ROCKが並んでいるときは、まずはぐるっと施設内を歩いてみてもいいかもしれない。
八ヶ岳ブルワリー
Web:https://www.yatsugatakebrewery.com/
Instagram:@yatsugatakebeer
萌木の村
住所:山梨県北杜市高根町清里3545
アクセス:JR小海線「清里駅」から徒歩約10分
営業時間:施設内店舗ごとに異なるため、Webサイトの「営業情報」を要確認
Web:https://www.moeginomura.co.jp/
Instagram:@moeginomurapr
※最新の営業時間等はWebサイト、SNS等をご確認ください。